健診は健康づくりのパートナー
■肥満は生活習慣病の温床
肥満かどうかは、身長と体重からBMI(体格指数)を求めて判定されます。
BMIは、さまざまな疫学的データから、BMIが22前後のときに最も病気になりにくいことがわかっています。
さらに肥満度が高くなればなるほど糖尿病や高血圧、心臓病、痛風などの生活習慣病にかかりやすくなることも報告されています。また、BMIが22前後、あるいはもっと低い場合でも、体脂肪の多い「かくれ肥満」の状態である可能性もあります。食生活の乱れや運動不足など、体脂肪のつきやすい生活に心当たりのある人は、BMIの数値にこだわらず、生活改善が必要です。肥満を放置したままにしておくと、さまざまな健康障害や合併症を引き起こすことにもなります。
■肥満解消のための生活改善のポイント
  • できるだけ体を動かす
  • 朝食をきちんととる
  • 間食は極力避ける
  • 食事はゆっくりよく噛んで
  • ストレスをためすぎない
  • 過激なダイエットはしない
  • 野菜を多くとり、
    脂肪や甘いものは控える
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