健診は健康づくりのパートナー
健診で異常値が出ないよう、体重を落としたり、禁煙したり、節酒したりする人がいます。しかし、これでは健診結果をよくすることが目的となってしまって、あまり意味がありません。
また、検査日前に二日酔いをするほど深酒をしたり、徹夜などで疲労した状態で健診を受けても、正確な結果が得られないので禁物です。
健診はふだんどおりの生活のなかで定期的に受け、自分の体のありのままの状態を知り、健康維持・増進に役立ててこそ意味があります。
検査前日〜検査前まで
事前に指示された注意事項を守ることは基本です。それ以外はふだんどおりの生活をします。
検査のとき
健診のとき、過度に緊張すると血圧が高くでることがあります。健診は誰もが受ける簡単な検査です。リラックスして臨みましょう。女性の場合は、妊娠していたり、その可能性があるときには必ずそのことを申し出てください。X線検査などが胎児に悪影響を及ぼす場合もあるからです。
検査後
検査結果は、まずよく見て把握することが大切です。そのうえできちんと保存し、数値の変化を見ていきましょう。もし、急激に数値が変化しているときには、何らかのサインである可能性もあるので、念のため医師に相談してみましょう。
再検査を指示されたときには必ず受けてください。ほうっておいたために病気が発症してしまったケースも少なくありません。
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