健診は健康づくりのパートナー
健康診断には大きく二つの目的があります。一つは「早期発見」です。
がんをはじめ、高血圧、糖尿病、動脈硬化、高脂血症などの生活習慣病は、いずれも初期には自覚症状がほとんどなく、知らない間に病気が進んでいきます。病気の芽をいち早く見つけ出し、早期治療にむすびつけてゆくためには、健診は欠かせません。 
健診のもう一つの大きな目的は生活習慣を見直し、健康的な生活に軌道修正していくきっかけにすることです。異常、正常という診断結果だけに関心をもつのではなく、検査値を参考に食習慣や運動習慣などを一つひとつチェックし、問題がある場合は早めに改善することが肝要です。また、検査値が正常範囲でも、年々、異常値に近づいている場合などは健康状態が望ましくない方向へ進みつつあるとも考えられるので、健康状態の推移をみるためにも、定期的に健康診断を受けることは大切です。
トップへ戻る